「医療接遇」を学ぶ

四月は、研修の多い時期となります。専門学校の授業もスタートし、カリキュラム作りやレジュメも刷新にかかる毎日です。

今回は、神奈川歯科大学での研修の様子です。

午前は看護学科、午後は歯科衛生士学科の
新入生入学前研修に入りました。

新入生リメディアル研修「医療接遇を学ぶ」~
こちらの大学での講演は今年で4年目になりました。

例年、ランチもご用意いただき、各科の教授や、長谷学長も交えての会食をご一緒させていただきます。

「櫻先生に3年前に研修を受けた卒業生達は、
臨床に出る前に研修内容が培われていますよ。」

と、なんとも研修冥利に尽きる嬉しいお言葉を頂戴いたしました。

先日まで高校生だった子たちへどう伝えれば響くのか色々と策を練るのですが、
18歳達へエネルギー注ぎ込んだ研修。午後へのパワーアップとなりました。

こちらの大学は日本で初めて大学組織での歯科衛生士養成を始めた輝かしい歴史があり、

また、看護学科も横須賀共済病院付属看護学校を受け継いで開設された由緒ある学科です。

長谷学長は、学生方の養成に自ら寺子屋課外授業を設けるだけではなく 学生方のプライベートな悩みまでをも耳を傾け温かくとても熱く、そして気さくまで兼ね備えた方です。

私にとっても最近の学生の状況や、付属病院を持つ医療大学からの業界の変化伺うことができる貴重な時間にもなります。

講義では、

接遇って何?

まず、ここからスタートです。

医療の現場の日常と3年間の学生生活で培うべき思いやりや行動の基本ももちろんです。

そして、心も見た目も綺麗でいること!ここが意欲と行動を起こします。

この「心と見た目」の連動を今から意識してほしいのです。

患者さまには、行動や表情その端々から伝わることが多くあるのです。

この人に身を任せる…という決意をしていただくことは、大きな信頼関係がなくてはいけません。

国家資格に合格したその後を想定していただくことが

勉学にも日々の行動にも充実した学生生活を送ることのなっていくはずです。

表情をどう使うか、指先をどう使うか、患者さまをどんな風に触るのか。

どんな言葉をどんな声を使って伝えるのか。

まだまだ気が付いていないことが沢山あります。

まずは意識することから。

パーソナルカラーやメイク、たくさん鏡を覗いて自分の顔色や表情を観察します。

自分自身の立ち居振る舞いも細かく確認し、健康的に整えるをしっかりと心得ていただきます。

その先には、患者様の言葉にできない身体の容体に敏感になることへの繋がりを見つけていくのです。

「強く賢く美しく!」

美しく存在すること…

ご自身に手を掛けることです。

そこには、エネルギーを感じ

気持ちよさ・心地よさ・安心感・信頼感までをも引き寄せます。

そして心優しい素敵な女性(男子君たちも美しく!)に羽ばたいてほしいです。

イメージコンサルタント・医療接遇・美容接遇トレーナー  櫻あさ子
スタイルプラスは、個性を生かした好印象を最大限に活かす人財育成を行っています。